神戸市民向け助かるサポート・もらえるお金を紹介
共働き子育てしやすい街ランキング第4位
日経新聞が実施した2023年版の「共働き子育てしやすい街ランキング」が2023年12月15日に発表されました。
そんな神戸市が行っている子育てサポートを出産前から順を追って紹介します。
もちろん、国(こども家庭庁)や兵庫県が行っているサポートも一緒に紹介します。
神戸市在住の世帯が対象になるものが多くなっていますので、神戸市外の方はご注意ください。


出産おめでとうございます
神戸市では毎月約750人の赤ちゃんが産まれる(2024年)
それでは順番に紹介していきます。
出産育児一時金
50万円
令和5年より42万円から引き上げられました。
産科医療補償制度に未加入の医療機関を利用するなど条件により48.8万円の場合もあります。

産前産後休業制度・産前産後補償
給料の50〜70%
産休は、会社勤めの方向けの制度です。個人事業主には残念ながらありません。
産前休業は任意のため、出産の6週前あたりから設定されていると思います。会社の就業規定等をご確認ください。
健康保険・厚生年金保険料が免除されます。また、免除されても支払ったこと扱いになるので年金が減る心配もありません。
妊産婦タクシーチケット
5,000円
500円×10枚
母子手帳を受け取るときにもらいます。有効期限が母子手帳を受け取ってから14ヶ月後の月末なので出産後も利用できます。

出産・子育て応援交付金(出産時)
5万円
出産後、新生児訪問の面談を受けた方がもらえます。
生後4か月を迎えるまでの赤ちゃんを対象に、すべてのご家庭を保健師または助産師が訪問し、赤ちゃんの健康状態の確認や、お母さんの産後の体調や育児の相談に応じます。また、子育てに関する情報提供をしています。
※所得制限なし

産前産後ホームヘルプサービス
1回あたり1,600円
ホームヘルパーさんが家事や掃除など、お家のことをお手伝いしてくれるサービスです。
産前10回、産後20回まで利用できます。
母子手帳を受け取ってから出産後2年以内まで利用できます。

こども医療費助成
0歳〜高校生までの子が受けられる制度です。
外来 | 入院 | |
0〜2歳 | 0円 | 0円 |
3歳〜高校生 | 2割負担 1日最大400円を月2回までの負担 (3回目以降、自己負担なし) |
幼児教育・保育無償化
3歳から5歳までの幼稚園、保育園、認定こども園等を利用する子どもたちの利用料が無償となります。
※0歳から2歳までの住民税非課税世帯の子どもたちも対象です。
児童手当
1.5万円※
2024年10月に児童手当が改正されます。
まずは、所得制限撤廃。第3子以降の手当が1.5万円から3万円に増額。
そして、支給対象が中学生から高校生までと充実したものとなりました。

こうべっこウェルカム定期便
37,000万円相当
子どもの誕生をお祝いするプレゼントを神戸市から送られます。
月に1回、おむつやミルク等の育児用品を配達し、声掛けや支援情報の提供等を行ってくれます。
- 初回配達:10,000円相当の育児用品等
- 2~10回目:1回あたり3,000円相当の育児用品
※所得制限なし
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その他の取り組み
病児保育
【有料】インフルエンザ・骨折などの子どもを一時預かりしてくれる制度です。
ファミリーサポート
【有料】子どもの送り迎えや預かりを子育ての先輩にお願い出来る制度です。
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児童扶養手当
ひとり親などに対して支給される手当です。
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高校生通学定期無料化
神戸市在住で神戸市内の高校へ通う高校生は定期代が無料になります。

困っている人ほど自治体に相談しよう
以上が、出産後に受けられるサポート・もらえるお金でした。
これ以外にもまだまだ子育て支援制度がありますので、困ったら区役所やこども福祉課などに相談しましょう。
特に、生活保護者、住民税非課税世帯やひとり親世帯などはサポートが充実しています。困っている人をサポートすることが本来の目的なので、不安を抱え込まず行政の支援を受けましょう。
もちろん、当社FPに相談することでもれなく国や市のサポート・助成金をフル活用することが出来ます。