神戸市民向け助かるサポート・もらえるお金を紹介
共働き子育てしやすい街ランキング第4位
日経新聞が実施した2023年版の「共働き子育てしやすい街ランキング」が2023年12月15日に発表されました。
人口の多い180の自治体の中で神戸市は第4位と言う結果となりました。
- 1位 松戸市(千葉県)
- 2位 宇都宮市(栃木県)
- 3位 豊橋市(愛知県)
- 4位 神戸市(兵庫県)
- 5位 羽村市(東京都)
と言ったランキングです。
そんな神戸市が行っている子育てサポートを出産前から順を追って紹介します。
もちろん、国(こども家庭庁)や兵庫県が行っているサポートも一緒に紹介します。
神戸市在住の世帯が対象になるものが多くなっていますので、神戸市外の方はご注意ください。


出産前〜出産まで
神戸市では毎月約750人の赤ちゃんが産まれる(2024年)
不妊治療ペア検査助成事業
上限5万円
夫婦そろって不妊かどうかを調べる検査をした場合にもらえます。
※所得制限なし
不妊治療における先進医療費および通院交通費助成
1回(3万円+交通費)
体外受精等の先進医療を受けた方への支援です。保険適用になったとはいえ毎月高額な医療費のかかる不妊治療をサポートしてくれます。
43歳未満の方。1クールあたり3万円+交通費
兵庫県では、国内初の回数制限のない助成金の支給を行っています。
※所得制限なし
不育症治療支援事業
上限15万円
2回以上の流産や死産があると診断された方。43歳未満の方。
※所得制限なし
出産・子育て応援交付金(妊娠時)
5万円
区役所に妊娠届を持って行った時に申請の仕方を教えてもらえます。約1〜2ヶ月後に振り込まれます。
※所得制限なし

神戸市オリジナルファミリア母子手帳
妊娠届を区役所に提出するともらえます。

神戸を代表する子供服ブランドのファミリアの母子手帳がもらえます。母子手帳カバーをファミリアで揃えたくなる余計な出費をはらんだ嬉しい手帳ですね。
妊娠届を提出すると、マタニティーマークや妊婦健査、タクシーチケットなどなど母子手帳と共に神戸市で受けられるサポートについて色々説明してもらいます。
妊婦健康診査
計約12万円のチケット
子どもがお腹の中ですくすく育っているか妊婦健康診査で確認します。ほとんどの健診・検査費はこの受診券の額面内で賄うことが出来ます。
※所得制限なし
妊産婦タクシーチケット
5,000円
500円×10枚
母子手帳を受け取るときにもらいます。

産前産後ホームヘルプサービス
1回あたり1,600円
ホームヘルパーさんが家事や掃除など、お家のことをお手伝いしてくれるサービスです。
産前10回、産後20回まで利用できます。
母子手帳を受け取ってから出産後2年以内まで利用できます。

産前産後休業制度・産前産後補償
給料の50〜70%
産休は、会社勤めの方向けの制度です。個人事業主には残念ながらありません。
産前休業は任意のため、出産の6週前あたりから設定されていると思います。会社の就業規定等をご確認ください。
健康保険・厚生年金保険料が免除されます。また、免除されても支払ったこと扱いになるので年金が減る心配もありません。
出産にかかる負担を行政がサポート
以上が、出産までにもらえるお金、受けられるサポートです。
僕たちが支払った税金が有意義に使われている事例だと思います。
次は、出産した後の神戸市・兵庫県・国のサポートを見ていきたいと思います。
当社も、FPとして子どもの欲しい家庭、子育て世代を支えていけたらと思っております。
知らなければ受けられない補助金・給付金・様々なサポート制度を詳しくお伝えできればと思います。
また、少子高齢化がますます進む中、家族や自分のために投資や節約をこれからやっていきたいというみなさんもサポートできればと考えます。
より良い明日のためにFPをぜひご活用ください。