みなさん、こんにちは
楽天SCHDをご存知でしょうか?
今回は、投資信託の楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)について解説したいと思います。
通称、「楽天SCHD」と呼ばれていて、2024年9月に販売が開始されました。

販売開始から、約3ヶ月で残高1,000億円を突破した話題の投資信託です。

僕も2025年1月から投資しています
読んで欲しい人


- NISAを始めた方
- 投資初心者の方
- 配当金を受け取りたい方
【先に結論】配当金をもらいつつ値上がり益も欲しい方向けの投資信託
5年で株価は約1.5倍、配当は約3.5%
楽天SCHDは、シュワブ・米国配当株式ETF(SCHD)に投資をする投資信託です。
本家SCHDのチャートと配当利回りを見ることで楽天SCHDのデータを想定することができます。
本家SCHDは、2020年1月31日の株価が18.96$、2025年1月17日の株価が27.99$でした。
単純に5年間で株価が1.5倍となっています。
※但し、この5年間にコロナ禍がありましたので、注意が必要です。
配当は、約3.5%です。2024年は3.65%と高配当ETFと呼べるでしょう。



NISAの成長投資枠で買うことが出来ます
楽天SCHDのメリット
楽天SCHDのメリットについて知っていきましょう。
NISA口座で購入できる
楽天SCHDは、NISA口座で買い付けることが出来ます。
NISA口座の成長投資枠での投資になります。
購入の際に、配当金を受け取るか再投資かを選択します。
配当金を再投資する場合は、配当金が手元に入金されず自動的に再投資されます。
配当金を受け取りたい方は、購入時に注意が必要です。



私は、毎月自動積立購入をしています
分配利回りの高さ
配当利回り約3.5%
本家SCHDの配当金から想定した配当利回り予想となります。
値上がり益(キャピタルゲイン)と配当収入(インカムゲイン)を狙うことが出来ます。
米国市場への投資
本家SCHDは、投資マネーが最も集まる米国市場の企業へ投資を行っています。
- 安定した配当金を支払っている企業
- 時価総額5億ドル以上の企業
- ROE(自己資本利益率)が高い企業
- 配当成長率の高い企業
といった、安定して健全な財務状態のアメリカの大企業へ投資を行っています。
100社以上へ投資しリスク分散
1社あたりの投資比率が5%と以下であり、100社以上の企業へ分散投資を行っています。
情報技術、ヘルスケア、エネルギー、医療、通信など様々なジャンルの企業へ投資を行っています。
銘柄の一部を抜粋すると、
- ファイザー
- コカ・コーラ
- ブラックロック
- シスコシステムズ
(2025年1月19日現在)
など米国大手企業が多数入っています。
楽天ユーザーならポイントも貯まる
楽天証券と楽天カードを利用しているなら楽天カードで投資信託を購入することもできます。
自動積立で、機械的に投資信託を購入することが出来ます。
10万円の上限がありますが、最大2%の楽天ポイントが付与されます。


楽天SCHDのデメリット
次にデメリットを見ていきましょう。
為替リスク
基本的に米国市場に投資するため、間接的に為替変動の影響を受ける可能性があります。
本家ETFと違う点
米国の本家SCHDとは異なり、配当スケジュールや税制上の扱いが日本基準になるため、若干の違いがあります。
本家SCHDの経費率は、約0.06%です。
楽天SCHDは、0.192%です。
理由は、間にファンドが仲介することによる手数料の増加です。


まとめ
楽天SCHDの特徴は、以下のとおりです。
- 配当利回り約3.5%高配当投資信託
- 年4回の配当金
- 投資信託の値上がり利益(キャピタルゲイン)も狙える
- NISA成長投資枠で購入可能
- 楽天証券+クレジットカード積立
- 約100社への分散投資
高配当かつ、値上がりも狙うことが出来る珍しい投資信託です。
NISA口座で購入することにより配当金に税金がかからずに受け取ることが出来ます。
長期保有することにより安定した配当金を受け取ることが出来るので、老後資金の準備としても良いかと思います。



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参考資料