みなさん、こんにちは。
こうべ市民債を知っていますか?
国債をご存知の方は多いと思います。
こうべ市民債は、発行母体が国ではなく市町村である神戸市です。
神戸市が発行する債権であることからリスクの低い金融商品と言えるでしょう。
国債以外にもさまざまな債権があります。今回は、市民債について見ていくことにします。
決して、投資対象としておすすめしているわけではありませんのでご了承ください。
読んで欲しい人

- 神戸市在住の方
- 投資初心者の方
- 投資先を悩んでいる方
こうべ市民債は、正式名称を”こうべSDGs市民債”と言います。
詳しくみていきましょう。
【先に結論】こうべ市民債は買いか?見送りか!
こうべSDGs市民債の最低利率は0.83%(2025年)
まずは、他の預金や国債と利率を比べてみましょう。
- 銀行預金の金利(大手銀行):0.1%
- 銀行定期預金金利(ネット銀行):0.7%
- 個人向け国債(変動10年):0.71%
- 個人向け国債(固定5年):0.71%
こうべ市民債最低利率は、上記を上回っていることがわかります。最低利率以上であればより有利であることがわかります。
ただ、銀行預金ではないので、元本保証がありません。
その点で言うと定期預金が安心安全と言えますね。
こうべ市民債は、マイナス金利時代の金利が0.01%だったので今後の金利上昇により利率が上がることが予想されます。
こうべ市の環境保全や地域の発展に使われるお金なので神戸市のビジョンに共感される方は買いだと思います。

元本保証なら銀行、国債よりも利率が良いのはこうべ市民債ですね
こうべ市民債について知る
神戸市債は、道路や公園・学校などの整備に活用されています。
今回発行されるこうべSDGs市民債は、里山の活性化などに活用されます。
集めたお金は、自然・生態系を守るため、河川改修等で防災対策を進めるために利用されます。


こうべ市債のリスクはある?
現状、調べた結果市債のデフォルトはありませんでした。
なぜなら、地方公共団体は民間企業のように破産法の適用がなく破産をすることができないからです。
財政破綻したと話題になったメロンが有名な夕張市でもしっかり市債の返還がされています。
また、格付投資情報センターにより神戸市債は“AA+”と評価され、維持しています。
こうべ市債の購入時期と詳細?
今回の2024年12月発表のこうべSDGs市民債についての詳細です。
神戸市令和 6 年度第 2 回こうべ SDGs 市民債(5 年)
愛称 : こうべ SDGs 市民債
当社募集期間 : 2025 年 1 月 16 日(木)9:00~ 2025 年 1 月 28 日(火)14:30
買付単位 : 10 万円以上、10 万円単位
発行日 : 2025 年 1 月 30 日(木)
償還日 : 2030 年 1 月 30 日(水)
利率(年率) : ※2025 年 1 月 15 日(水)に条件決定予定(最低利率は0.83%)
利払日 : 2025 年 7 月 30 日を初回とし、毎年 1 月 30 日および 7 月 30 日の年 2 回
募集価格 : 額面金額 100 円につき 100 円
償還金額 : 額面金額 100 円につき 100 円
受渡日 : 2025 年 1 月 30 日(木)
こうべ市債の購入方法は?
各種銀行や証券会社、ネット証券でも買い付けが可能です。
- 但馬銀行
- 三井住友銀行
- 池田泉州TT証券
- 岩井コスモ証券
- SMBC日興証券
- 岡三証券
- 大和証券
- 野村證券
- みずほ証券
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
- 楽天証券
【詳細】神戸市債のメリットとデメリット
メリット
- 神戸市の発展に貢献できる
- 銀行金利よりも利率が良い
- 国債よりも利率が良い
- デフォルトリスクが非常に低い
デメリット
- 元本保証がない
- 国債より流動性が低い
- 途中換金が難しい
- デフォルトの可能性がある
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まとめ
国債だけではなく、地方公共団体にも債権があることを知ることができました。
神戸市だけでなくさまざまな市町村が債権を発行しています。
国債、地方債、社債、外国債など債権にはさまざまな種類があります。
神戸市の債権に賛同される方はぜひ神戸市HPをチェックしてください。



国債以外にも市債があることをチェック
参考資料