独立系FPと言う言葉を知っているでしょうか?
FP=ファイナンシャルプランナー(Financial Planner)と言うのは知っている方が多いと思いますが、独立系FPと聞くとまだまだ知られていないと思います。
独立系FPとは?
独立系FPとは企業系FPと比べ、みなさんに中立的な立場でライフプランを提供出来る強みがあります。
生活して行く上で避けては通れないお金との関わり合い、、、
親からの独立、車、結婚、マイホーム、子育て、保険、投資、相続などなど待ち受けていることはたくさんあります。
また、新NISAや増税、社会保険料増加など毎年困った問題が出てきています。
そこで私たち独立系FPが家計のサポーターとして最新情報を元にみなさんのお金にまつわる不安を解消し、最適なライフプランを提案します。
みなさんの現在から相続まで独立系FPは長期にわたって相談が受けられます。
お金のプロが中立的な立場と知識で、みなさんのより良い明日を生涯に渡りサポートする。これが独立系FPです。
※企業系FP – 金融機関、保険会社、CMやショッピングセンターで見かける保険を紹介してくれる代理店などの所属しているFPのことです。
アメリカのFPと日本のFPの違い
FPの本場でもあるアメリカ合衆国
1930年代に保険外交員が始めたのがはじめのFP業務だと言われています。
1969年にFP団体が作られ、その後アメリカを中心に広がって行きました。
その後、ヨーロッパや先進国を中心にFPの認知度は広まっていき、日本でも認知度が上がってきましたが、残念ながら何をしている人なのかまではあまり知られていません。
アメリカでは、投資をする際に投資信託会社(銀行や証券会社)かFPに相談するのが当たり前で、100%FP任せで投資をすることもあるそうです。流石、投資大国アメリカ!!
アメリカは家計の53%を株式や投資信託などに投資しています。(2020年)
アメリカ寄りのお付き合いをする独立系FP
アメリカにおいて、FPは保険の紹介料や投資信託の手数料報酬を主に稼いでいました。
現在は、みなさんの利益を最優先する(fiduciary duty)と言う考え方が主流です。
みなさんの資産から定率(定額)の報酬をもらうことでFP業務は成り立っています。
独立系FPもアメリカと同じように家計のサポートから投資の助言までさまざまなお金にまつわる課題に向き合い解決して行きます。
アメリカでは80%もの人が何らかの形でFPを利用しています。定期的に連絡を取り今後のライフプラン、投資プランを決めています。
独立系FPは、保険を売るだけ、投資先を決める助言をするだけのお付き合いだけではありません。みなさんのライフプラン、資産形成を長期に渡ってサポートします。

独立系FPの魅力を知る
私の所属する日本FP協会は、20万人の会員がおります。その中でも独立系FPは少数派です。
まだまだ、欧米のようにメジャーな職業ではありません。
そのため、最初の一歩を踏み出すのは難しいかと思います。
しかし、独立系FPはかかりつけのお医者さんのように気軽に相談出来る強い味方です。
保険を決めるとき、マイホームを買う時だけがFPの出番ではありません。
例えば、車を買いたいがローンなのか現金なのか、ローンならどこの会社のローンがいいのかなど、みなさんのライフプランに寄り添って私たちは一緒に考え提案して行きます。
身近な存在であり、サブスクのように利用でき、中立的であり、将来にわたるサポートを行うこと、それが独立系FPの魅力です。