【FP相談事例】定期的な見直しで家計をセーブ

みなさん、こんにちは。

今回は、実際にあったFP相談事例です。

みなさんからの相談を匿名形式で紹介したいと思います。

ライフプランニングをするためにもみなさんとの対話は非常に重要です。

ふとした会話から新たな提案が出来ることも多々ありますよ。

それでは今回は、60代男性のAさんの事例です。

ふとした発見から家計をセーブ

FP相談をしていると株のことや、保険のことをよく聞かれます。

どうしたら資産が増やせるか、どうしたら資産を守れるかといった大きな相談です。

しかし、ライフプランニングにおいて重要なことは何にお金を使っているかを知ることです。

家計簿や収支をつけることがみなさんの家計を豊かにする第一歩ですね。

ライフプランニングで家計をセーブ

まずは、結論から紹介していきます。

スマホ代：24,000円の節約

格安スマホを使って節約していたようですが、反対に割高になってしまった事例です。

通信制限により追加でギガを購入しており大手キャリア並みの出費をしていました。

Aさんに合ったキャリアに変えることで、月々2,200円の節約に成功しました。

今回の相談者さん

相談内容

住宅ローンの完済がまだだというAさんは、家計全般の相談をしたいとFPへ相談に来ました。

まずは、家計の収支を確認します。

年金収入と株式の配当金から、生活費と住宅ローン、保険料などを引いて計算します。

簡単にいうと、収入 – 支出ですね。

「家計のバランスシート」は、資産と負債を見比べます。

資産には、貯金や株、不動産などが当てはまります。一方負債は、住宅ローン、自動車ローンなどです。

資産の方が多ければ、健全な家計であるという一定の指標となります。

「ライフイベント表」と「キャッシュフロー表」は、将来の家計が黒字化赤字かを判断できる一つの材料です。

簡単にいうと、将来のライフイベントを予想し、家計が赤字にならないようにチェックできる表を作ります。

例えば、車を買い替えたい、海外旅行に行きたい、自宅の修繕、子どもの結婚・住宅資金援助、お孫さんの学費援助など大きな出費に家計が耐えられるかを判定します。

相談から見えること

相談を受けているとAさんの様々な努力が見えます。

食費の節約、電気ガス会社の乗り換え、趣味や遊びの月々の上限設定など様々な対策をしています。

格安スマホもその中の一つです。

キャッシュフロー表を作成している最中の何気ない会話の中で、コストカット出来るところが見つかりました。

せっかくの格安スマホが割高に

Aさんのスマホ基本料金は、約3,000円です。

格安スマホと呼ばれるプランで1ヶ月に9GB利用できます。

大手キャリアと比べると料金は、半額程度で利用できています。

一方、9GBの通信制限があるので月末になると速度制限を受けています。

そのためAさんは、毎月1〜2GBのG追加をしています。

それが、1GBあたり1,100円の出費です。

格安スマホで5,200円はかなり高い方ですね。

固定費をしっかり管理

光熱費や家賃、住宅ローン以外にも、スマホ料金も月々固定でかかってくる出費です。

これらを固定費といいます。

固定費は毎月かかるので、節約することができれば大きなコストセーブになります。

格安スマホを使うことと、不要なオプションを解約することにより年間で数万円のコストカットが出来るでしょう。

キャリア変更によりコストカット

月額料金：5,200円→3,000円
通信制限：9GB→30GB

格安スマホに抵抗がないAさんには、他のプランへの変更をお願いしました。

月額3,000円で30GBの以前よりも充実したプランです。

2024年前期までは、最大20GBだったのが30GBに増量し料金はそのままという改良されたプランをお勧めしました。

これなら速度制限を気にすることなく利用できます。

具体的なライフプランはこちらをチェック!!

まとめ

顧問FPとして長期にわたりみなさんのサポートをしていると何気ない会話から新しい提案をすることができることがあります。

みなさんもスマホ代やネット回線、光熱費などの見直しを定期的にしてみてください。

新しいプランがお得になっていることはよくありますので、最新情報は貪欲にチェックしましょう。

私たち、顧問FPもお金にまつわる最新情報を常にチェックしてみなさんのお役に立てるよう努力していきます。