
今回は、神戸市で妊娠中、子育て中の方向けのコラムです。
みなさん、こんにちは。
今回は、妊娠中、子育て中のみなさんに向けた制度のご紹介です。
主に、子育て中のパパ・ママが体調不良などで辛い時に家事や育児の手伝いをしてくれるサービスです。
神戸市が実施主体となり民間の家政婦サービスやホームヘルパーへ委託しています。
産前産後ホームヘルプサービスとは?
神戸市では、妊娠中、子育て中の家庭をサポートするために「産前産後ホームヘルプサービス」を展開しています。
- 何をしてもらえるの?
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買い出しから調理、片付け、選択、掃除など
- いつからいつまで?
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朝9時から夜18時まで (日曜日、祝日、年末年始は対象外)
- 誰が?
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神戸市に体調不良等で昼間手伝いをしてくれる人がいない方で妊娠中から子どもが2歳になるまで
- 何が必要?
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事前にオンライン(e-KOBE)にて利用申請が必要です。



1人育児の時に体調不良だと本当に辛いですよね。
どんなサポートが受けられるの?
体調不良などで家事や育児が困難なご家庭に、神戸市と契約したヘルパーを派遣し、家事や育児をお手伝いしてくれます。
利用出来るサポートは、
家事支援
- 食事の準備・後かたづけ(夕食含む)
- 配ぜん・かたづけ・皿洗い
- おむつの洗濯(手洗い)
- 洗濯・洗濯物を干す
- 洗濯物をたたむ、洗濯物のタンス等への片付け
- アイロンがけ
- 裁縫(ボタン付け等の補修のみ)
- リビング、居間、寝室の床掃除、軽易な拭き取り、窓ふき
- 新聞や雑誌等の軽易な片付け
- ゴミ捨て
- トイレ、風呂、洗面所の軽易な掃除
- 台所の軽易な掃除
- 玄関、ベランダの軽易な掃除
- 生活必需品の買い物
- 届出等
育児支援
- 湯沸かし、ポット等への移しかえ
- 粉ミルク調合
- 哺乳瓶の洗浄、煮沸・煮沸後の片付け
- 授乳の手伝い
- オムツ交換 ・オムツ交換、後始末
- 保護者同伴での沐浴や沐浴介助
- ベビーバスの用意、片付け
- 沐浴後の着衣
- きょうだい(就学前)のお世話
- 保育所等への送迎
- 保護者同伴での通院、健診、予防接種への付き添い
- きょうだいの遊び相手
- おやつの世話
- トイレの介助、おむつの交換
- こどもの保育所等への送迎
- 保護者やこどもの通院、健診、予防接種の付き添い
- 生活必需品の買い物の同行
- ベビー布団の用意、片付け、布団干し
- こどもの着替え
- おもちゃの片付け
産前産後ホームヘルプサービスでできること・できないことの詳細は、こちらをご覧ください。


産前・産後ホームペルプサービスの利用方法
母子手帳をもらうときに教えてくれると思いますが、2024年から「e-KOBE」にてオンライン申請が出来ます。
詳しくは神戸市HPをご覧ください。
対象年齢は?
2024年4月より、子どもの対象年齢が1歳→2歳に拡大
妊娠中から、子どもが2歳になるまで利用出来ます。
つわりで辛い時、出産後体調不良の時に積極的に活用しましょう。



実は利用者が非常に少ないのが現状です。。。
平成30年度の利用度は、4.3%となっています。


利用には、体調不良等で家事や育児が困難な家庭となっているのでハードルが高いように感じます。
しかし、発熱や医師の診断書がなくても利用出来るので少しでも体調に不安があれば利用するべきだと思います。



実際我が家も1人育児の時に利用しています。
利用料金について
1回あたり2時間以内で1,600円
ただし、生活保護世帯、市県民税非課税世帯は自己負担がありません。
キャンセル料は、800円となります。
利用回数の制限は?
2024年(令和6年)4月より利用回数が10回→20回へ拡大
産前10回まで
産後20回まで
まとめ
産前産後の時期は、母親にとって身体的にも精神的にも大変な時期です。
父親の育児参加も大切ですが、今の就労制度では厳しいのが現状です。
神戸市の産前産後ホームヘルプサービスは、そんな時期をサポートしてくれる心強い制度です。
家庭ごとのニーズに合わせて柔軟に対応してくれるため、安心して利用することができます。
神戸市の政策により、ますます子育てがしやすい環境が整ってきています。
2024年はその大きな転換期だと思います。
参考資料